パターンによって異なる

条件に当てはまる方

サラリーマンの中には、FXで利益を得られても確定申告をしなくてもいい方がいます。
それは決められた3つの条件を満たす方なので、詳しく見ていきましょう。
1つ目の条件は、年収が2000万円以下であることです。
2つ目は働いている会社が1つだけで、そこから給与をもらい、給与のすべてが源泉徴収の対象となる方です。
3つ目は、給与所得や退職所得を除いた所得をすべて合計した金額が、20万円以下の方です。

サラリーマン以外だと、1年間の所得の合計が48万円以下の個人事業主や主婦も、確定申告をする必要はありません。
さらに仕事をしていない方も、確定申告の対象から外れます。
この1年間の所得の合計に、FXで得た利益を含めて計算してください。

他の取引で利益を得た

簡単な投資だと言われますが、それでも失敗することがあります。
損失が出た時は確定申告をする必要はありませんが、これは1つのFXだけをしていた場合です。
他の会社のFXや、FX以外の取引で利益を得た場合は損益通算ができ、確定申告をしなければいけません。
損益通算とは、他の取引で得た利益からFXの損失を引いて、課税所得を小さくできる仕組みを指します。

うまくいくと課税所得を0円にすることもできるので、損益通算の存在を忘れないでください。
FXで損失が出ても、そこまで落ち込むことはありません。
他の取引と組み合わせることで、たとえ損失でも有効活用できます。
お得に取引を進められるよう、このような方法を覚えましょう。